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フードデリバリーの需要は年々高まっており、2020年のデリバリー市場は6264億円で前年比50%増にものぼっています。
しかし、なんとなく良いと知っていても導入に躊躇している飲食店は多いです。
そこで今回はフードデリバリーのメリット・デメリットを両方解説します。
本記事を読んで、フードデリバリーを導入するかどうか決めましょう!
飲食店がフードデリバリーを導入するメリット3つ
飲食店がフードデリバリーを導入するメリットは以下の3点が大きいです。
- 席数や混雑状況に関係なく売上を伸ばせる
- 知名度向上により、イートインのお客様も増やせる
- 初期費用をほとんどかけずに始められる
それぞれ詳しく説明します。
席数や混雑状況に関係なく売上を伸ばせる
実店舗の営業で、せっかくお客様に来店してもらったのに満席で断らざるを得なかった経験は誰しもあるでしょう。
しかし、フードデリバリーでは満席を理由に注文を断らずに済みます。
料理を作ればあとは配達員に運んでもらうだけだからです。
店内がどんなに混雑していても売上を伸ばし続けられます。
また、雨の日など客足が遠のきがちな日でもデリバリーを使えば売上を上げられます。
特に新型コロナウイルス感染症の影響で実店舗での営業が制限されている今、デリバリーは売上を伸ばすための救いの手とも言えます。
このように、状況に関わらず売上を伸ばせるのはデリバリーのメリットでしょう。
席数が少なく回転率の悪い飲食店が、広くて回転率の良い飲食店に勝てるチャンスでもあるので、小さな飲食店こそ躊躇せずデリバリー事業に取り組むべきです。
知名度向上により、イートインのお客様も増やせる
フードデリバリーを導入することで、自店の知名度を上げることができます。
デリバリーサイトに自店の情報を掲載できるため、注文先を探しているお客様の目につく機会が増えるからです。
特に立地条件の良くない飲食店の場合、自店の存在をアピールできる好機となります。
また、デリバリーで満足度の高い料理を提供できれば、「今度はお店に行ってみようかな」とイートインのお客様を増やすこともできるでしょう。
広告費をかけずに自店を露出できるのはフードデリバリーならではのメリットです。
初期費用をほとんどかけずに始められる
初期費用の安さはフードデリバリーの特徴です。
デリバリーサイトの多くは初期費用が1万円~5万円以内となっており、中には出前館のように初期費用無料で始められるサービスもあります。
店舗を構える費用と比較してみてもかなり安いですよね。
また、月額手数料も固定費ではなく売上に応じた料率制となっているので、利益がマイナスになる心配もありません。
金銭的なリスクがほとんどないので、どなたでも気軽に始められますよ。
飲食店がフードデリバリーを導入するデメリット3つ
上記では飲食店がフードデリバリーを導入するメリットを紹介しましたが、デリバリーの導入にはこのようなデメリットもあります。
- 配達トラブルのリスクがある
- 店内の雰囲気ではなく、料理の見た目や味での勝負が必要
- サービス利用料がかかる
1点ずつ見ていきましょう。
配達トラブルのリスクがある
デリバリーサービスの多くは、料理の配達を配達員に任せます。
しかし、なかには配達の質が低いサービスもあるのが事実です。
https://twitter.com/sakura07734/status/1350086490030706688?s=20
配達の質が高いサービスを選ぶためには、配達員に対する研修の有無をチェックすると良いでしょう。
Uber Eatsはボタン1つで誰でも配達員になれてしまうので、配達トラブルが多い傾向にあります。
反対に、出前館やWoltは配達員の管理を徹底しているため比較的安心して配達を任せられます。
外部の配達員に配達を任せるのが不安な方は自店のスタッフだけで配達するのも一手です。
多くのデリバリーサービスでは自店配達を選べませんが、出前館では配達方法を「自店配達」・「配達代行」の2つから選べます。
自店配達にこだわりたい方は出前館での出店をおすすめします。
店内の雰囲気ではなく、料理の見た目や味での勝負が必要
デリバリーサービスで売上を伸ばすためには、料理の見た目や味で他社との差別化を図る必要があります。
いくら店内の雰囲気や装飾がおしゃれでも、デリバリーではその良さが伝わらないからです。
盛り付けの美しさや味へのこだわりだけで勝負することになります。
まずはサイトに掲載する写真でインパクトを残し、注文をいただいた後は写真通りのクオリティの料理を届けましょう。
写真だけ綺麗で、届ける料理が雑だとお客様からのイメージが悪くなってしまいます。
サービス利用料がかかる
デリバリーサイトを利用する限り、売上の30~40%は手数料として支払うことになります。
1,000円の商品が売れた場合、手元に残るのは600~700円です。
これに加算して人件費や減価もかかるので利益は通常より少なくなってしまいます。
とはいえ、デリバリーサイトを利用せずにデリバリー事業を成功させるのはほとんど不可能です。
元々ゼロだった売上がプラスになったと考えれば、そこまでデメリットには感じづらいでしょう。
また、飲食店のほとんどがデリバリーメニューの料金を高めに設定しています。
イートインより高くても違和感は無いので、料金設定に工夫をして利益を確保してみてください。
人気のデリバリーサービス一覧表
メリット・デメリットを踏まえた上で、人気のデリバリーサービスをチェックしていきましょう。
表にまとめましたので、ご確認ください。
対応エリア | 加盟店舗数 | 初期費用 | 手数料 | |
出前館 | 全国 | 50,000店舗以上 | 0円 | 35% |
Uber Eats | 東京・愛知・大阪など31都道府県 | 10,000店以上 | 50,000円 | 35% |
dデリバリー | 全国 | 14,000店以上 | 非公表 | 非公表 |
楽天デリバリー | 東京23区内 | 12,000店以上 | 48,000円 | 40% |
ファインダイン | 東京都港区など一部 | 1,000店以上 | 非公表 | 40% |
より詳しい比較は「飲食店が出前・宅配を始める際に選ぶべきフードデリバリーサービスはココだ!人気5社を徹底比較」の記事で行っています。各デリバリーサービスの特徴やメリット・デメリットも解説していますので、ぜひあわせてお読みください。
まとめ
本記事ではフードデリバリーを始めるメリット3つとデメリット3つを紹介しました。
フードデリバリーを導入しないよりもした方が良いと感じた方が大半ではないでしょうか。
フードデリバリーのデメリットを避けるためには、きちんと出店先を選ぶことが大切です。
以下の記事では人気のデリバリーサービス5社を比較しています。
失敗しないためにも読むことをおすすめします。
>>飲食店が出前・宅配を始める際に選ぶべきフードデリバリーサービスはココだ!人気5社を徹底比較