※当サイトは広告・プロモーションを含みます
デリバリー事業を始める飲食店が必ずぶつかる壁といえば、「どのデリバリー容器を使うか」ではないでしょうか。
デリバリー容器の種類は豊富なので、どれを選ぶべきか決めるのが難しいです。
そこで今回は、デリバリー容器の選び方を料理のメニュー別に紹介します。デリバリー容器を決め兼ねている飲食店の方は、ぜひ参考にしてください。
デリバリーの需要は急激に伸びている
出典:NPD Japan, エヌピーディー・ジャパン調べ <外食・中食 調査レポート>
NPD Japanの調査によると、2021年の出前(デリバリー)の市場規模は約7975億円であると見込まれています。これは前年比27%増の数値で、出前(デリバリー)の市場規模が年々大きくなっていることが分かります。
需要の増加に伴い、デリバリーに注力する飲食店も増えてきている印象です。
デリバリーの容器は料理によって使い分ける
デリバリー需要が増えている中で、飲食店として勝ち抜くためには容器にこだわることが大切です。料理によって、適切な容器は異なります。素材・形・機能性にこだわって、料理ごとに適した容器を選びましょう。
また、料理が冷めづらい・こぼれづらい容器を使うことも重要です。出来たての料理を温かい状態で届けることで、お客様からの満足度を上げられます。
それでは、料理ごとに適した容器をチェックしていきましょう。
パスタのデリバリー容器
出典:仕入館
パスタのデリバリーには、丸いお皿のような容器がおすすめです。もしくは、楕円形の容器や深さのあるカップのような容器も適しています。
素材は、電子レンジに対応するポリプロピレンやMFP・CTなどがおすすめです。冷めた場合も再加熱でき、パスタを美味しい状態でお客様に召し上がっていただけます。
カレーのデリバリー容器
出典:仕入館
カレーのデリバリー容器は、ルーとご飯を分けて入れられる形が向いています。画像の容器は、福神漬け・らっきょうを入れる箇所も分かれています。
中身が混ざると美味しさが半減してしまうため、形にはこだわりましょう。容器の深さや幅・形など、自店のメニューに合うものを選んでください。
配達中にルーとご飯が混ざる事態を絶対に避けたい場合は、それぞれ別容器を用意することもできます。スープカレーを提供する場合も容器を分けるのがおすすめです。
素材は、パスタ同様電子レンジ対応のものを選びましょう。
ラーメンのデリバリー容器
出典:仕入館
「麺がのびてしまうから、ラーメンのデリバリーは難しいのでは?」と心配されている方も多いのではないでしょうか。たしかに、麺とスープを分けられない容器を選ぶと麺はのびてしまいます。
しかし、現在は麺・具材とスープを分けられる容器が主流です。
出典:「出前館」と「エフピコ」が共同開発! 麺類向けのデリバリー特化型容器、販売開始!
上記の画像にある容器は、麺・具材とスープを入れる箇所が完全に分けられています。
冷めづらい工夫やスープが漏れづらい工夫も施されており、ラーメンを提供する飲食店には最適です。
丼もののデリバリー容器
出典:仕入館
丼ものをデリバリーで美味しく届けるためには、ご飯と具材が分かれている容器を選びましょう。
分かれていない形の容器だと、具材の汁や水分がご飯に染みこんだり、ご飯の蒸気によって具材の味が薄くなったりする可能性があるからです。
配達に時間がかかることも考慮し、耐熱素材を選ぶことも重要になります。
ハンバーガーのデリバリー容器
出典:仕入館
ハンバーガーを入れる容器は、型崩れしづらいぴったりサイズがおすすめです。蓋の閉まり具合や、汁漏れのしづらさもチェックしましょう。中身が漏れ出してしまうとクレームにつながる可能性があります。
ソースの漏れや具材の崩れなどが気になる場合は、ハンバーガー袋の利用も検討しましょう。容器と二重で使用すれば、ハンバーガーをさらにキレイな状態でお客様に届けられます。
ドリンクのデリバリー容器
出典:仕入館
ドリンクメニューを提供したいというお店は少なくありません。配達中にこぼれるのが心配な場合は、ペットボトルでそのまま提供するのが一番ですが、それではお店のイメージが崩れてしまう可能性があります。
こぼれづらいデリバリー用のコップを選び、お店のイメージを保ちましょう。コップにメッセージなどを書くと、丁寧なお店という印象を持ってもらえます。
また、ドリンクをこぼれづらくする工夫として、カップホルダーを使うのもおすすめです。
環境に配慮したエコなデリバリー容器もある
出典:仕入館
SDGsが推進されている今、プラスチックごみの削減の一環としてエコ容器が注目されています。
- クラフト
- エコパーム
- エコバンブー
- バガス
- ファカルタ
- 未晒
- ペーパーフードウェア
- バイオデリカ
- ユーカリ
先ほど紹介したプラスチック製の容器も良いですが、このようなエコ容器があることも覚えておきましょう。エコ容器の使用は環境問題解決の一助となります。
また、エコ容器の使用をアピールし、環境配慮したお店だというプラスイメージを持ってもらえれば、リピーターの創出にもつながる可能性があります。
デリバリーの容器で迷うなら、まずはサンプルを請求してみよう
本記事ではたくさんのデリバリー容器を紹介しました。
デリバリー容器の種類は豊富なので、どれを選べば良いか迷ってしまいますよね。そんなときは、一か八かで購入する前に、まずはサンプルを請求してみましょう。
無料でさまざまな容器を試せるので、自店のメニューにあったものを選びやすくなります。
納得できる容器を選び、デリバリーの売上を伸ばしていきましょう。