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新型コロナウイルスの影響から、フードデリバリーサービスの“ウーバーイーツ“を始めようと考える方は多いのではないでしょうか。
しかし、「手数料がいくらかかるか」「何を準備したら良いのか」など調べてみてもよく分かりませんよね。
そこで本記事では、ウーバーイーツの加盟店にかかる手数料や注意点を分かりやすく解説していきます。
フードデリバリーを導入しようと考えている飲食店のオーナーさんは必見です!
ウーバーイーツ加盟店(レストランパートナー)とは
ウーバーイーツ加盟店(レストランパートナー)とは、ウーバーイーツに登録している飲食店のことです。
ウーバーイーツ加盟店になると、自店のメニューをウーバーイーツに掲載でき、お客様から注文を専用アプリで受け付けられるようになります。
お客様からの注文品は、配達パートナーが指定された場所まで運び届けてくれます。
これらのサービスに対し、加盟店はウーバーイーツ側に一定の手数料を払うという仕組みです。
登録方法や手数料を確認していきましょう。
ウーバーイーツ加盟店の登録方法
ウーバーイーツの加盟店になるには、公式サイトより必要事項を記入してください。
詳しい登録方法については「ウーバーイーツの始め方とは?」の記事で紹介しています。ご不安な方はあわせてお読みください。
ウーバーイーツ加盟店の出店時にかかる費用
ウーバーイーツ加盟店の登録時にかかる費用について紹介します。
初期費用
ウーバーイーツ加盟店の登録にかかる初期費用は50,000円です。
タブレット代
自店でタブレットを持っていない加盟店は、タブレット代がかかります。注文を確認するためのタブレットですね。
あたらしくタブレットを導入する場合、必要な費用は以下の2パターンになります。
- 自店でタブレットを購入する
- ウーバーイーツからタブレットをレンタルする(月額1,700円)
レンタル品にはあらかじめ4G回線が備わっているので安心です。
包装のコスト
ウーバーイーツで料理を届ける場合、デリバリー用の包装容器が必要になります。
お店で使っているお皿やボウルをそのまま使用することはできません。
そのため、お客様が自宅で処分できるような、紙やプラスチックの包装容器を用意する費用がかります。
さらに、配達時に中身がこぼれづらい・冷えづらい容器を選ぶ手間もかかります。
あらかじめデリバリー専用容器が用意されているサービスに比べると、包装容器を選ぶコストがかかりますね。
ウーバーイーツ加盟店にかかる手数料
ウーバーイーツ加盟店は、売上の35%(+消費税10%)を手数料として支払うことになっています。
月額費用が決まっているわけではありません。
例えば1,000円の商品が注文された場合、手数料は以下のようになります。
1,000円(商品代)×0.35(手数料率)×1.1(消費税)=385円
加盟店の売上として残るのは、1,000円(商品代)-385円(手数料)=615円です。
どのデリバリーサービスを選んでも、手数料はほとんど変わりません。
自店の売上を確保するためにも、ある程度商品代を高く設定している加盟店が多い印象です。
ウーバーイーツ加盟店の注意すべきポイント
ウーバーイーツの加盟店になる前に、次の注意点4点を確認しておきましょう。
- 配達が雑
- 地域が限定的
- サポートが不親切
- 配達方法を選べない
それぞれ説明します。
配達が雑
ウーバーイーツの配達員は誰でも登録できるので、雑な配達が目立ちます。
利用者からは「中身がぐちゃぐちゃになっていた!」なんて口コミも多いです。
実際に、Twitterで調べてみるとこのような口コミが見つけられました。
uberでカレー頼んだだら、ほとんどこぼれてた。。 pic.twitter.com/GKY8a64jJG
— しおりんぐ (@shioring_u) November 28, 2020
https://twitter.com/SchemaJp/status/1269195042523996161?s=20
https://twitter.com/sakura07734/status/1350086490030706688?s=20
中身がこぼれた状態で配達されてしまうと、お店のイメージが落ちてしまう可能性が高いです。
売上アップのために始めたデリバリーが、お店の印象を悪くしてしまっては元も子もないですよね。
配達が雑というのは大きなデメリットでしょう。
地域が限定的
ウーバーイーツの対応地域は31都道府県の一部地域に限定されています。
お店が対応エリア外にある限り、サービスを利用したくてもできません。
オーナーの方は、時点が対応地域内にあるかどうかチェックしてみてください。
対応地域外にある場合は、別のデリバリーサービスの利用を検討しましょう。
サポートが不親切
ウーバーイーツのサポートセンターは、少々対応が不親切だと見受けられます。
ネット上で加盟店向けの問い合わせページを探してみても見つけられません。
さらに、加盟店のオーナーの方からはこのような意見が寄せられています。
Uberサポートにも加盟店として別件も含め問い合わせしましたが、何度も電話が無音になってしまい、サポート品質の悪さから、時間の無駄と諦めました。折を見て再度連絡はしてみますが、現時点サポートは酷い状態です。問い合わせだけで20〜30分待たされた挙句無音になる事が3回続きました。
— シダオ トラサルディー Syddat (@SyddatTrussardi) April 29, 2019
https://twitter.com/Ubereat10306596/status/1306593640060346371?s=20
https://twitter.com/okidoki_s/status/1344122199888732160?s=20
サポートが整っていない点は、初めてデリバリーサービスを導入する店舗にとっては大きなデメリットですよね。
設定方法に困ったまま解決できず、トラブルに発展してしまっては困ります。
ウーバーイーツのサポートの手薄さについては念頭に置いておきましょう。
配達方法を選べない
ウーバーイーツには「配達をすべて配達員に任せられる」といったメリットがあります。
しかし、そのメリットによって困ることも多いのが事実です。
優良な配達員を指名できるわけではないので、雑な配達を防げませんからね。
また、社員の雇用を守るためには自店で配達を行いたいケースもあるかと思います。
というわけで、配達の手間がかからないというメリットはあるのですが、自店で配達できないデメリットもあるので注意が必要です。
まとめ
本記事ではウーバーイーツ加盟店の手数料について解説してきました。
ウーバーイーツの加盟店に登録する際は、お伝えした4つの注意点についてもしっかりと考慮に入れましょう。
他サービスを利用するというのも一つの手ですから、よく検討することをオススメします。
以下の記事で、デリバリー大手2社のウーバーイーツと出前館を比較しています。
ウーバーイーツの欠点についても触れていますので、店舗の存続のためにも読んでおくと安心ですよ。