飲食店経営

飲食店の売上アップに繋がる対策を伝授!勝ち組のお店になるためにできる10のこと

飲食店の売上アップに繋がる対策のイメージ

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飲食店は競争の激しい世界であることから、売上アップに繋がる対策を一つでも多く試し、ライバルに打ち勝つための努力が必要です。しかし、実際に売上をアップさせるための方法をイメージすることが難しく、どうすれば勝ち組の飲食店になれるのか分からないという方も多いのではないでしょうか。

この記事では、飲食店の売上アップに繋がる対策を「顧客増加」「知名度向上」「利益率上昇」といった3種類のカテゴリーに分けて解説します。合わせて10個の対処法をお伝えしていきますので、今からでもできることを一つずつ試してみましょう。

飲食店の売上アップを「顧客増加」で実現させる方法

売上をアップさせるための対策として特に有効な手段となるのが「顧客を増価させること」です。お店を利用するお客様が増えれば増えるほど、必然的に売上高が上がります。

そのためにできる3つの方法を解説しましょう。

常連客を増やす

まずはお店を訪れる常連客を増やすことが先決であり、安定してお店を利用してくれるファンが多いお店ほど、売り上げをアップしやすくなります。常連客ばかりを優遇すると、新しい顧客から敬遠されてしまいかねませんが、ある程度の特別扱いをすることが常連客を増やす秘訣です。

常連客が注文していない料理を1品サービスするなどの対策をすることで、愛着を持ってもらいやすくなるでしょう。資金的な問題でサービスが難しいという場合は、常連客の名前を覚えるだけでも好印象に繋がります。

回転率を高める

お店の回転率をアップさせて、常に新しい顧客と入れ替えることによって、売上アップを実現させることができます。なるべく短時間で完食できるメニューを増やしたり、カウンター席や立食席を増やしたりすることが有効ですが、くれぐれも顧客ニーズを度外視にしないように注意しましょう。

入りやすいお店にする

初めてお店の前を通った人でも気軽に立ち寄ることができるように、お客様が安心できる見た目のお店にしましょう。店頭にメニューを出したり、クレジットカードを利用できることを示したり、現在であればコロナの感染予防対策を徹底していることを伝えたりすることにより効果を見込めます。

飲食店の売上アップを「知名度向上」で実現させる方法

そもそもお店の存在に気付いてもらうことができなければ、お客様を増やすことができず、売上アップが遠のいてしまいます。お店の知名度を向上させるための施策として有効なのは「宣伝」ですので、様々な対策を打って多くの人にお店の存在を知ってもらいましょう。

広告・宣伝に投資する

思うように来客数や売り上げが伸びないという場合は、広告・宣伝費にかけるコストを増やし、多くの人にお店を知ってもらうための努力をしましょう。運営費に余裕がある場合は新聞の折り込みチラシ等を活用しても構いませんが、ポスティングのような方法を使えばコストが大幅に浮きます。

SNSで宣伝を行う

近年では、SNSを起点とした食べ物のブームが起こることが多く、SNSを利用した広告・宣伝は飲食店にとって必要不可欠なものになっています。インスタグラマーのような流行を発信する存在の人物は、現在流行っている食べ物を積極的に発信していますので、どんな料理が多くの人に支持されているのか確認しましょう。

流行しているメニューをいち早く取り入れて販売していることをSNS上で宣伝することにより、来客者数が急増することもあります。

飲食店の売上アップを「利益率上昇」で実現させる方法

ここまでは、単純に顧客を増やす・販売数を伸ばすというアプローチで売上アップを目指す戦略をご紹介してきました。しかし売上アップのための対策は他にも打つことができ、利益率を上昇させることで、より多くの黒字を生み出すことができます。

お店の黒字額を表す「営業利益」を増やすための方法を、2つに厳選してご紹介しましょう。

粗利益の高いメニューを用意する

粗利益は、販売価格から原価を差し引いた金額を示す言葉であり、粗利益が多ければ多いほどお店に多くの黒字が残ることになります。すべてのメニューの粗利益を高くすると割高感が生まれてしまい、お店を敬遠する人が増えるリスクが高まるためおすすめできません。

飲食店における粗利益の目安は70%程度と言われています。65~75%程度の粗利益が出るメニューを主軸とし、いくつかのメニューの粗利益が80%程度になるように構成しましょう。

1皿100円の回転寿司店が、原価の高い「まぐろ」も、原価の低い「たまご」も同じ値段で提供できるのは、このように粗利益をコントロールしているためです。

食材ロスなどの無駄を削減する

食材ロスをしてしまうと、その分だけ仕入れのコストを無駄にすることになりますので、営業利益が下がってしまいます。可能な限り無駄が生じないようなメニューを考案して、食材のまま保管するよりも日持ちがしやすいように調理するなどの対策を取りましょう。

先ほど「常連客へのサービス」という話をしましたが、こういった本来であれば廃棄間近な状態の食材を、サービス用に加工して提供することもおすすめです。

飲食店の売上アップにはフードデリバリー事業の導入がおすすめ

ここまでに3つのカテゴリーに分けて飲食店の売上をアップさせる対策をお伝えしてきましたが、このすべてを同時に実現させられるのが「フードデリバリー事業」です。フードデリバリーに参入すると、お店にとってどのようなメリットが生まれるのか、3つのポイントに分けて解説します。

満席時にも新規顧客に対応できる

お店が繁盛している場合、満席の状態が続いていると、新規の顧客を招くことができずに売上が頭打ちになってしまいます。しかしフードデリバリー事業に参入していれば、満席時でも宅配用の注文を受け付けることができますので、売上をアップさせることが可能です。

掲載するだけで宣伝効果が生まれる

出前館やウーバーイーツといったサービスは多くの人々が利用しており、中には「どんなお店が掲載されているのだろう」と興味を持ってアクセスする人もいます。フードデリバリーへの参入は、そういった人にお店の名前やメニューを知ってもらうキッカケになりますので、宅配・来店両方の売上アップに繋がりやすくなるのです。

特別感のあるメニューを提供できる

出前館などに掲載するメニューは、必ずしも普段からお店で提供している物だけに限らなくても構いませんので、宅配専用の特別メニューを提供することも可能です。フードデリバリーを利用すると手数料がかかりますが、特別メニューであれば、粗利益を多く付けた料理からも違和感を覚えられることがなく、自然に販売することができます。

まとめ

飲食店の売上をアップさせるための方法としては、顧客を増やす・知名度を高める・利益率を上げるという3つの戦略が有効です。フードデリバリー事業に参入することによって、これら3つの課題を同時にクリアすることもできますので、コロナ禍においては特に売上アップに繋がる可能性があります。

2021年1月現在、出前館では通常2万円の初期費用が無料になるキャンペーンを実施していますので、フードデリバリー事業をスタートするタイミングは今が最適です。