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楽天デリバリーの出店方法とは?申請方法や出店までの流れを解説

楽天デリバリーの出店方法イメージ

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「楽天デリバリー」は、楽天が運営する出前・宅配サービスです。注文可能な店舗数は全国10,000店以上。さらに、楽天ポイントが貯まる・使えるなどの特徴があります。出前館やウーバーイーツと比較すると知名度はやや劣りますが、国内最大級ECサイトである楽天からの送客効果を考慮すると、出店を検討したいサービスの一つです。

しかし、楽天デリバリーの出店方法は公式HP上で公表されていないため、詳しい情報を得るには出店を希望する本人が楽天デリバリーの出店資料請求ページから無料資料請求をする必要があります。そこで、本記事では楽天デリバリーへの出店方法をわかりやすくまとめました。宅配事業への参入を検討中の方はぜひチェックしてみてくださいね。

楽天デリバリーへの出店方法は公表されていない

楽天デリバリーへの出店方法は、主に「お申し込み」→「データ受け取り」→「ページ作成」→「ページ確認」→「出店」の5ステップで、データ受け取り日から最短2週間で出店することができます。

しかし、楽天デリバリーへの出店方法の詳細は公式HP上で公表されていません。楽天デリバリーに出店するには、出店を希望する本人が楽天デリバリーの出店資料請求ページから無料資料請求をする必要があります。

出店資料請求メールの送り方

まずは楽天デリバリーの出店資料請求ページにアクセスして、「資料請求メールを送る」と書かれたボタンをクリックします。資料請求には料金はかかりません。

クリックすると自動的に「件名:【楽天デリバリー】出店資料請求」と題されたメール作成画面が開きます。本文には「現在の状況」・「企業・店舗情報」・「担当者情報」についての質問項目が記載された状態になっているので、質問に答える形で必要な情報を記入してメールを送信しましょう。

楽天デリバリーに出店するための手順

楽天デリバリーへの出店方法の詳細は公式HP上で確認することはできませんが、一般的な出前・宅配サービスの出店方法として以下の手順があげられます。楽天デリバリーへの出店の予備知識として確認しておきましょう。

各項目の詳細を解説します。

出店の申し込みを行う

まずは出店の申し込みを行います。出店の申し込みは多くの場合オンライン上で行うことが可能です。

出店の申し込みに必要な情報は、主に「出店資料請求メールの送り方」と同様、「現在の状況」・「企業・店舗情報」・「担当者情報」などがあげられます。

また、出店の申し込みの際に営業許可証や酒類販売業免許などの提示が必要な場合もあるので、事前に準備しておくといいでしょう。

審査を受けた後、契約を結ぶ

出店の申し込みが完了すると企業側で簡単な審査が行われます。

楽天デリバリーの場合、掲載店舗の反社リスク低減を図る「反社チェック」や、カード決済利用時はカード会社による「掲載店舗審査(加盟審査)」が実施されています。

審査に通過すると、連絡先として指定したメールアドレスに企業側からメールが届きます。契約方法は電子契約と書面契約の場合があり、企業によって異なります。メールに記載されているとおりに手続きを進めて契約を結びましょう。

提供する商品と販売価格を決定する

契約を結んだら、実際に出前で提供する商品と販売価格を決定しましょう。

デリバリーサービスを通した注文は売上から手数料が引かれるため、実店舗と同じ価格設定では採算がとれなくなってしまう場合があります。手数料を考慮して、実店舗よりも高い販売価格を設定することも考えましょう。もちろん商品や販売価格は後から変更することも可能です。

また、企業によって商品の最低掲載数がある場合があります。例えば、出前館の場合は10種類以上の商品を用意しなければ出前館への掲載はできません。しかし、タピオカドリンク専門店など、多数の商品を用意するのが難しい場合は、出前館に相談すれば柔軟に対応してもうことが可能です。

商品の写真撮影を行う

商品を掲載する際に、簡単な説明文と見本の写真が必要になります。写真は企業側が撮影に来る場合と、指定のサイズの写真を自分で用意する場合があります。商品の見本となる写真は価格設定と同様、非常に大切なポイントです。自分で写真を用意する必要がある場合は、プロのカメラマンに依頼するのもいいでしょう。

また、企業によって他店で使用している写真の転用が禁止されている場合もあるので、写真はオリジナルのものを用意するようにしましょう。

閲覧用店舗ページの確認の後、タブレットからアプリの立ち上げ・受注の確認を行う

商品の写真と説明文の登録の後、閲覧用店舗ページの確認を行います。閲覧用店舗ページに問題がある場合は修正、ない場合はタブレットを使用した作業に移ります。

デリバリーサービスの受注から配達員の手配などの一連の作業は、タブレットを使って行うのが一般的です。タブレットは自分で用意する場合と、企業側が用意したものを使用する場合がありますが、これも企業によって異なります。

タブレットでは専用のアプリを使って注文を管理します。自分でタブレットを用意する必要がある場合は、指定のアプリのインストールが必要です。ログインは登録済みの店舗だけが行えるので、登録完了後に通知されるIDとパスワードを入力しましょう。

アプリの立ち上げの完了後、企業側とアプリの接続や受注のテストを行います。問題がない場合はサービスの利用を開始できます。サービスの利用を開始する際は、出前用の容器やプラスチック製のカトラリーなど、必要な備品を準備しておきましょう。

デリバリーサービスは複数登録する

初期費用が用意できる場合、デリバリーサービスは複数登録するといいでしょう。集客チャンスが多くなるため、全体的な売り上げアップが期待できます。

首都圏の場合は出前館かウーバーイーツ、可能であれば両方に登録しておくといいでしょう。

特に出前館は全国で利用できる上に、注文可能な店舗数は全国50,000店以上。楽天デリバリーと比較して約5倍の店舗数を誇ります。デリバリーサービスを導入するなら、最初に登録しておきたいサービスです。

まとめ

楽天デリバリーへの出店方法は公式HP上で公表されていないため、詳しい情報を得るには出店を希望する本人が楽天デリバリーの出店資料請求ページから無料資料請求をする必要があります。

しかし、基本的な出店の手順は一般的なデリバリーサービスと変わらないため、楽天デリバリーへの出店の予備知識として本記事を参考にするといいでしょう。

楽天デリバリーは国内最大級ECサイトである楽天が運営するサービスであることから、楽天の各種サービスから高い送客効果が期待できますが、一方で出前館やウーバーイーツと比較すると知名度はやや劣ります。

想定していたとおりの売り上げを達成できない場合は、メニューや価格設定の見直しを行う他、出前館やウーバーイーツなど別の業者の利用を検討するといいでしょう。