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近年では、出前館やUber Eatsなどを始めとしたさまざまなフードデリバリーサービスが普及しています。このような背景から、自社でも販路拡大の施策としてフードデリバリーサービスを利用したいと考えている方も多いのではないでしょうか。
小規模ではありますが、独自のサービスで他社と差別化しているフードデリバリーサービスの「エニキャリ」が注目を集めています。
今回は、エニキャリのサービス概要や利用方法、メリット、デメリットなどをご紹介します。特にエニキャリへの出店を考えている方はぜひ参考にしてみてください。
エニキャリのサービス概要
エニキャリは、配達機能を持たない飲食店や小売店のデリバリーを代行してくれるサービスです。おもに「料理」「生鮮食品」「薬」「生花」「電化製品」などの商品を指定した場所に配達してもらうことができます。
エニキャリでは「街中のすべての商品が30分で手元に届く社会を作る 」といった理念を掲げており、即時配達を自動化できるクラウドサービスや質の高い安心安全な配達網をSaaS(必要な機能を必要な分だけ利用できるようにしたソフトウェア)形式 で提供しています。具体的になサービス内容としては「注文サイト」「配達管理システム」「ドライバーインフラ」の3つの要素を組み合わせたエニキャリ独自のDeaaS (商品受け取りから配達までをサポートしてくれるサービスディアース)を利用することが可能です。
しかし、エニキャリを利用できるエリアは東京都、神奈川県内の一部に限定されているため、出前館やUber Eatsなどの大手フードデリバリーサービスと比較すると対応エリアがやや狭めとなっています。
エニキャリへの出店はこんな飲食店におすすめ
ここでは、エニキャリへの出店をおすすめしたい飲食店の特徴を4つご紹介していきます。これからご紹介する内容でどれか一つでも当てはまれば、エニキャリへの出店を検討する価値はあるでしょう。特にフードデリバリーサービスの選定に悩んでいる方はぜひ参考にしてみてください。
低リスクで自社デリバリーサービスを立ち上げたい
エニキャリでは、注文受付サイトや配達管理システムなどのリソースを提供してもらえるため、人手不足などのリスクが少なくデリバリーサービスを立ち上げることが可能です。通常であれば、新しくデリバリーサービスを立ち上げるとなるとサイトやアプリの構築が必要になり、コストもかかります。しかし、エニキャリを利用すれば構築にかかるコストは必要ありません。
特に「地域や商店街の活性化を図りたい」「配達スタッフの状況確認を常時行いたい」と考えている飲食店には、エニキャリの利用がおすすめだといえるでしょう。
現在利用しているデリバリーサービスの手数料を抑えたい
デリバリーサービスに登録したけれど「手数料が高くて収益が上がらない」と頭を抱えている飲食店も多いのではないでしょうか。エニキャリでは手数料が下がる配達プランや、配達員の育成に時間はかかるものの手数料が発生しないデリバリー支援などが提供されています。
エニキャリを利用してデリバリーサービスの手数料を軽減することで収益性の改善が期待できるでしょう。
必要なときにだけデリバリーシステムを利用したい
自社内のスタッフで配達を行っているけれど、急な欠員や注文が多い場合に人手が足りなくて困っている飲食店も多いでしょう。エニキャリでは急な自社配達員の欠勤時や注文が多く入った際などに配達代行を依頼できます。
また、利用した分だけ料金が発生する完全従量課金制を採用しており、コストを最小化できるのも魅力といえるでしょう。なお、依頼時はアプリやwebサービスからお届けに必要な情報を入力するだけで簡単に利用できます。
デリバリーでもSDGsに取り組みたい
SDGs「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」とは、2015年9月に開かれたサミットの中で150ヶ国以上の加盟国によって決められた、2030年までの国連社会共通目標のことです。最近では、企業のSDGsへの取り組みが重視されています。
エニキャリの配達員は電動自転車で配達していることがほとんどなので、SDGsに大きく貢献しているといえるでしょう。
また、SDGsに取り組むことで自社の市場価値や信頼度の向上にもつながるため、環境に配慮したデリバリーサービスを利用したい飲食店にはエニキャリの利用がおすすめです。
エニキャリへの出店方法(サービス利用方法)
エニキャリへの出店を行う際には、エニキャリ公式HPの「お問い合わせページ」から気軽に相談することが可能です。お問い合わせページでは「店舗名」「会社名」「担当者氏名」「メールアドレス」「電話番号」「郵便番号」「住所」「サイトURL」などを入力し、規約を読んで同意しましょう。その後確認画面から内容を送信すれば、手続きは完了です。
なお、PCの場合はブラウザからの手続きとなりますが、スマホの場合はブラウザだけではなく、アプリからも手続きが行えます。
エニキャリへ出店するメリット
エニキャリのサービス概要や利用方法を理解したところで、ここでは具体的なメリットを5つご紹介していきます。
デリバリー事業をワンストップでお任せできる
エニキャリは多様なニーズに対応しており、配達管理システムや配達インフラを提供しています。これにより、状況に応じて柔軟に対応できることや、自社での配達管理が不要になるため、他の業務にリソースを割くことが可能です。
さらに、エニキャリはフードだけではなく、日用品やギフトなどといったさまざまな荷物を届けてくれるのも魅力だといえるでしょう。
自社サイトやアプリに簡単にデリバリー機能を実装できる
エニキャリを利用することで、自社のECサイトやモバイルオーダーアプリなどにデリバリー機能を容易に実装できます。このような機能を1から構築すると、専門知識が必要になるだけでなく、時間やコストもかかってしまうでしょう。
しかし、エニキャリではAPI連携を通じて「今すぐお届け」ボタンを設置するだけで注文から配達完了までを自動化してくれます。
配達員不足による機会損失を軽減できる
エニキャリは、需要予測に基づいて各エリアに直接雇用の配達員を配置しています。そのため、配達圏内に人がいなくて機会損失することはほとんどありません。
依頼は配達依頼webサービスやシステムから簡単に行うことができ、必要なときにだけ利用できるので、コストを最小限に抑えることが可能です。もちろん、全面委託にも対応しているため、必要に応じて利用するのもよいでしょう。
配達員の質が高い
外部の業者に配達を依頼すると商品が届くまでに時間がかかるなどトラブルが起きることもあるでしょう。しかし、エニキャリでは単に配達員を確保できるだけではありません。エニキャリの配達員は事前にテストや面談、教育などを受けているため、トラブルが起きることは基本的にないと考えられます。このように配達員の質にこだわっている点もエニキャリの強みだといえるでしょう。
未開封を証明する「安全シール」でお客様も安心
エニキャリでは預かった荷物や食べ物を安全かつ美味しく届けるために、触れていないことを証明する「安全シール」を開封口に貼り付けています。安全シールによって異物混入対策にもつながる他、開封すると「開封済」と表示されるような仕組みになっているので、何よりも注文者が安心できます。
また、料理の温度を維持する保温バッグの使用や消毒体制の徹底など注文者が安心してサービスを利用できる環境が整っているのもエニキャリに出店するメリットだといえるでしょう。
エニキャリへ出店するデメリット
エニキャリにはさまざまなメリットがありますが、デメリットもあります。メリットだけではなくデメリットも理解したうえで、サービスの利用を検討しましょう。以下では、デメリットについて紹介します。
知名度が低く浸透されていない
エニキャリは2019年12月にサービスをリリースしたばかりであるため、同業種の出前館やUber Eatsなどの大手フードデリバリーサービスと比較すると知名度は低く、あまり市場に浸透されていません。そのため、エニキャリの利用者はまだまだ少ないといえます。
ただ、エニキャリは他のフードデリバリーサービスにはない独自のサービスで事業を展開していることから、今後のさらなる発展に注目できます。
対応エリアが限られている
エニキャリは東京都23区、横浜や名古屋の配達にも一部対応していますが、出前館やUber Eatsなどの大手フードデリバリーサービスと比較すると対応エリアがやや狭めとなっています。対応エリアが狭いと、お店の場所によっては対応していないこともあるので、事前に対応エリアを確認することが必要でしょう。
今後、エニキャリは全国へエリア拡大していくことを目標としているようなので、注目していきたいところです。
まとめ
本記事ではエニキャリのサービス概要や利用方法、メリット、デメリットについて解説しました。
エニキャリは飲食店として検討すべき価値のあるフードデリバリーサービスですが、知名度が低く対応エリアがまだまだ狭いので、出前館やウーバーイーツのような大手フードデリバリーサービスを併用して利用するのがおすすめです。
近年では、多くのデリバリーサービスが普及しています。デリバリー会社によって特徴が異なるため、ぜひ自店にピッタリのフードデリバリーサービスを見つけ出してみてください。