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集客ツールとしてLINEを活用する飲食店は増えてきています。
しかし、LINEの機能を十分に活用できず、効果的に運用できていない飲食店が多いのも事実です。
そこで本記事では、飲食店が活用すべきLINEの機能6つと飲食店がLINEを活用した成功事例3つを紹介します。
LINEを効果的に活用したい飲食店の方はぜひじっくりとお読みください。
飲食店がLINEを活用すべき理由
飲食店がLINEを活用すべき理由は次の3つです。
- 無料で導入・運用できる
- 他のSNSよりも利用者数が多い
- リピーターを獲得しやすい
1点ずつ詳しく解説します。
無料で導入・運用できる
LINE公式アカウントは無料で始められます。
導入後も、メッセージが月1,000通を超えるまでは無料で運用を続けられます。
また、クーポン配信やショップカードなどの多彩な機能も全て無料で利用可能です。
飲食店が活用すべきLINEの機能については後述しますので、ぜひご参照ください。
他のSNSよりも利用者数が多い
LINEは他のSNSよりも利用者数が多い点がメリットです。
実際に、2020年1月の調査では「普段スマートフォンでLINEを利用している割合は82.5%、LINEのみを利用している割合は40.6%」であると明らかにされています(参考:マクロミル・インターネット調査)。
具体的なLINEの利用者数は2021年6月時点で8,900万人を超えており、日本の人口の70%以上をカバーしていることも分かっています(参考:LINE社調べ)。
より多くの人にアプローチするためには、LINEの活用が欠かせません。
リピーターを獲得しやすい
LINEはリピーターを獲得しやすいため、飲食店との相性が良いです。
TwitterやInstagramは来店前に気になるお店をフォローする傾向が高いのに対し、LINEは1度来店したお客様が友だち追加(=フォロー)をすることが多いからです。
また、投稿がタイムライン上に流れるTwitterやInstagramとは異なり、LINEはひとりひとりにメッセージを届けられます。そのため、お店の発信を見逃される可能性が低くなります。
クーポンやセール情報を確実に届けられれば、再来店を促進しやすくなるでしょう。
飲食店が活用したいLINEの機能6つと活用方法
飲食店が活用すべきLINEの機能を6つ紹介します。
- リッチメッセージ
- リッチメニュー
- クーポン配信
- ショップカード
- LINEで予約
- LINE PLACE
活用方法と一緒に確認していきましょう。
リッチメッセージ
リッチメッセージとは、画像を使ったメッセージのことです。画像にリンクを付けることもできます。
通常のメッセージよりも画面に大きく表示される上に、画像で直感的にイメージを伝えることができるため、一目で商品のアピールができます。
割引情報や期間限定メニューなどをリッチメッセージで送ると効果的でしょう。
リッチメニュー
リッチメニューとは、LINEのトーク画面下部に大きく表示されるメニューのことです。メニューをクリックすると、あらかじめ設定したリンクに遷移します。
画面の3分の1程度を占めるため、ユーザーの関心を集めやすい点がメリットです。
お店のメニューやクーポン・アクセス情報・予約・待ち時間などを設定すると、ユーザーの来店を促せるでしょう。デリバリーを行っている飲食店は、デリバリーの予約をリッチメニューに組み込むのもおすすめです。
クーポン配信
クーポン配信とは、LINEでクーポンを配信する機能のことです。友だち追加をしてくれたユーザーに対して、任意のタイミングで配信できます。
人気メニューや一押しのメニューにクーポンを付けたり、雨の日限定クーポンなどを配信したりすると、来店のきっかけを作れるでしょう。
ショップカード
ショップカードとは、LINE上で管理できるポイントカードのことです。来店ごとにポイントを付与できます。ポイントごとに特典を設定する機能もついています。
1ポイントでドリンク無料・2ポイントで200円引き、3ポイントでデザート無料、などと特典を細かく設定すると、リピーターを獲得しやすくなるでしょう。
LINEで予約
引用:LINEで予約
LINEで予約とは、LINE上で来店予約を受け付ける機能です。リッチメニューやリッチメッセージを通じて予約を受け付けられます。プロフィールページから直接予約画面へ遷移させることも可能です。
LINE内で予約が完結するため、友だち追加後の離脱率の低下に期待できます。
LINE PLACE
LINE PLACEとは、LINE内で飲食店を探す機能です。和食・イタリアンなどのジャンルや禁煙・個室などの条件、女子会・デートなどの利用シーンに合わせて飲食店を検索できます。
LINE PLACEを活用すれば、ユーザーの検索条件に合う飲食店として表示され、そのまま予約・来店してもらえる可能性が上がるでしょう。
飲食店がLINEを活用した成功事例
ここまでは飲食店が活用すべきLINEの機能を解説しましたが、ここからは実際にLINEを活用して成功した飲食店の事例を3つ紹介します。
アリトル タピオカ専門店 デリバリーの売上が200%に
「アリトル」は東京都内を中心に展開するタピオカ専門店です。
LINE公式アカウントでデリバリーサービスの告知を行うことで、デリバリーの売上が全店で200%増加しました(2021年3、4月と前年同月を比較)。
新型コロナウイルスの影響を受け店舗売上が落ちていた中で、デリバリー売上を伸ばした好例です。
お好み焼き専門店 ぼてぢゅう クーポンを使って来店率アップ
「ぼてぢゅう」は、全国に100店舗以上を構えるお好み焼き屋です。
LINE公式アカウントで定期的にクーポン配信を行った結果、クーポン開封率80%以上や1ヶ月のクーポン利用数72件などの効果を得られました。
クーポンを用いることで、リピーターを獲得した成功事例です。
長沼精肉店 一回の配信でテイクアウト売上20万円達成
長沼精肉店は、埼玉県加須市の精肉店です。
ショップカードやクーポンを活用し、3年間で2,600人の友だちを獲得しました。
コロナ禍の現在も、LINEで100杯限定の丼メニューのテイクアウト予約を開始すると、予約開始から10分で完売するほどの人気ぶりです。一回の配信でテイクアウトの売上が20万円を超えたこともあります。
お客様にLINEの友だち追加を促し、売上を伸ばした効果的な事例です。
まとめ
本記事では、飲食店が活用すべきLINEの機能や成功事例を紹介してきました。
LINEをうまく活用できれば、実店舗の売上向上だけでなく、デリバリーやテイクアウトの売上向上にも期待が持てます。
無料で導入・運用できるので、まずはさまざまな機能を試しながら運用してみてはいかがでしょうか。