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飲食店の売上げアップや宣伝のためにも、今やフードデリバリーの導入は欠かせません。しかし多くの外資系フードデリバリー業者が上陸しており、どの業者を選べばいいのか分からない方も多いのではないでしょうか。
Chompy(チョンピー)は2020年8月に正式にサービスを開始した、国内のデリバリーサービスです。飲食店と注文者を繋ぐサービス提供と、厳選された飲食店が人気を集め、2020年12月時点の登録店舗数は1000店を超えています。
そこで今回は、サービス開始から間もないChompy(チョンピー)の始め方についてご紹介します。Chompy(チョンピー)を始めるメリットについても触れていますので、導入の参考にしてみてください。
Chompy(チョンピー)の始め方①:出店の申し込みをする
出店を検討している方は、まずはChompy(チョンピー)のHPから出店の申し込みを始めます。出店申し込みは簡単なので、以下の流れをふまえて準備を進めていきましょう。
出店申し込みフォームを記入する
Chompy(チョンピー)のHPにアクセスをします。「飲食店パートナーになる」をクリックすると、出店申し込みのフォームになるので、必要事項を記入し送信をしましょう。
具体的には以下の項目を入力します。
・メールアドレス
・店舗名
・店舗住所
・法人名(個人事業主の場合は記入不要)
・担当者名
・担当者の電話番号
出店の申し込みフォームを送信すると、内容を確認のうえ担当者から連絡があります。
申し込んだからと言って必ずしも出店が出来るわけではありません。Chompy(チョンピー)は、こだわりのある美味しいお店を厳選したフードデリバリーです。そのため出店は審査制となっており、審査の結果によっては出店が難しい場合もあることを覚えておきましょう。
Chompy(チョンピー)の始め方②:掲載開始までの準備
審査に通りChompy(チョンピー)との契約を済ませたら、次は掲載開始までに必要な準備を行います。
掲載開始までは主に以下のような流れです。
1.店舗情報の提出
2.営業許可証の提出
3.写真撮影
ひとつずつ見ていきましょう。
1.店舗情報の提出
お店の住所や営業時間などの基本情報や、メニュー情報を記入し担当者へ提出します。間違いのないように記入しましょう。
2.営業許可証の提出
営業許可証を提出します。飲食店をすでに開業している方はすでに持っているため、特に問題はありません。
3.写真撮影
掲載の要ともいえる写真はChompy(チョンピー)が全て撮影を行ってくれます。自分で撮影することの多い他のデリバリーサービスとは異なる点です。メニューの撮影は自分では難しい上に、撮影の手間が省けるのは大きなメリットとなりますね。
またChompy(チョンピー)は「温もりを感じられるサービス」をコンセプトとしているので、メニューだけでなく作り手の顔写真や、調理風景の撮影も行われます。
Chompy(チョンピー)の始め方③:掲載開始
掲載までの準備が整ったら、担当者から営業開始日の連絡があります。ここまでの期間は、申し込みから約3週間程度です。
営業開始日からChompy(チョンピー)の飲食店パートナーとなるので、それまでに必要なものを準備しておきましょう。
デリバリー用品の準備
店舗提供とは異なるため、デリバリーで使用する容器やカトラリーの準備をしておきます。
デリバリーにはテイクアウト用の容器はもちろん、紙ナプキンやプラスチックのカトラリー類、割り箸などが必要です。注文が入っても慌てないよう、営業開始日までにあらかじめ準備をしておきましょう。
タブレット
タブレットは、Chompy(チョンピー)の受注用タブレットを使用します。
Chompy(チョンピー)のタブレットは、新規注文や配達準備完了などがタブごとに分かれており、注文が重なっても間違いが起こりにくい設計になっています。また画面には注文者のアイコンが表示され、過去の注文履歴が分かるようになっているのも特徴です。
Chompy(チョンピー)を始める3つのメリットとデメリットは?
Chompy(チョンピー)は2020年2月にサービスを開始したばかりで、他のデリバリーサービスに比べると知名度は高くありません。しかし他にはないChompy(チョンピー)ならではのサービスもあり、出店するにあたり多くのメリットがあるのも事実です。ここではChompy(チョンピー)に出店するメリット3つを、デメリットと共にご紹介します。
1.こだわりの個人店が多い
Chompy(チョンピー)は老舗の飲食店やこだわりの個人店が多く、チェーン店がないのが特徴です。
出店には審査があり、本当に美味しいお店だけを厳選しています。そのため満足度が高くリピーターも多いフードデリバリーサービスとなっており、飲食店側は安心して出店をすることができます。
2.お客さんとお店の顔が分かる
フードデリバリーはどんな人が注文し、どんな人が作っているかが分からないのが一般的です。しかしChompy(チョンピー)は、お客さんとお店どちらの顔も分かるような仕様が特徴です。
飲食店の掲載画面には、店長の顔写真と一言メッセージが添えられています。料理にも店長のおすすめコメントがあるため、お客さんは店舗でおすすめ料理を聞くかのように、メニューを選択することが可能。また反対にお客さんの顔を飲食店側も見られるようになっており、受注用タブレットには顔写真が表示されます。
ネットを通じての注文により、顔が見えないことが当たり前のフードデリバリー。しかしChompy(チョンピー)はお互いの顔が見えることで、人との繋がりを感じられるような温かみのあるサービスです。また注文履歴が分かり、お店のレビューを見られるので、モチベーションアップや改善にも繋がります。
3.丁寧なデリバリー
Chompy(チョンピー)はベテラン配達員を中心としており、丁寧な配達をしています。
デリバリーサービスは配達により中身がこぼれたり、届けた際の対応が悪かったりと配達員による問題が多発しており、ニュースでも取り上げられるほどです。お店が心を込めた美味しい料理を提供しても、配達員によってお店の評価がマイナスになることも。しかしChompy(チョンピー)配達経験が豊富な人が多いため、安心して料理を託すことができます。
唯一のデメリットは配達対象エリアの狭さ
一番のデメリットは、配達対象エリアが限定されていることです。
Chompy(チョンピー)は渋谷区を中心としており、全国展開をしている他のデリバリーサービスよりも狭い範囲でサービスを提供しています。
しかし2020年9月からは配達対応エリアを拡大しており、渋谷駅から半径4.5km内で利用できるようになりました。渋谷区以外にも、港区、目黒区、世田谷区、新宿区、千代田区、品川区、中野区、杉並区の一部地域まで配達エリアを広げています。
まとめ
Chompy(チョンピー)を始めるにはまず出店申し込みを行います。審査に通過した後は、写真撮影やタブレットの用意をしてくれるため、カトラリー等の準備をして営業開始をする流れです。
お店とお客さんの顔が見え、人と人との繋がりを意識した国内の新たなフードデリバリーサービスですが、配達エリアが限られている点がデメリットです。対象地域外の場合は、配達エリアの広い出前館など、別の業者の利用も検討してみましょう。